NVBTH2でBluetooth

I-O DATA NVBTH2は、Bluetooth非対応のインターナビを、NTT DoCoMo・au・SoftBankのBluetooth携帯電話と接続するユニットです。
インターナビ・NTT DoCoMo・au・SoftBankと謳われているものの、PDCやBluetoothは規格に基づいたインタフェースであり、他社の装置とも接続ができる可能性があると考え、実機で確認したものです。
本ページの内容について各社へ問い合わせることは控えてください。

HFPとDUN
PanasonicのHDDカーナビ HD9000に、オプションのモバイルコミュニケーションユニットCY-HCM200Dを接続すると、接続したPDC携帯電話による通話・通信が可能になる。
CY-HCM200DにNVBTH2を接続し、通話・通信が可能であるか検証する。
携帯電話はNVBTH2が正式対応しているNTT DoCoMo P903iTVと、正式には対応しないEMOBILE H11Tを用いる。
なお、HELPNET接続・電話帳関連機能については検証対象としない。

キャリア メーカ 型番 通話 通信 備考
iモード ISP
NTT DoCoMo Panasonic P903iTV ×
  • P903iTV側がHFPプロファイル待機状態になっていればNVBTH2側から自動接続が可能。
  • ペアリング直後はHD9000側で操作してもP903iTV側で通話する形になるが、NVBTH2のSETUPボタンでHD9000側で通話する形に切り替えられる。この設定は最後の通話時の状態が記憶される。
  • P903iTV側で着信音送出設定を「送る」にすれば着信時にP903iTV側の着信音がHD9000より鳴動する。
  • 1度通話するとHD9000側からP903iTVが圏外状態に見え、HD9000を再起動するまでHD9000側で発信できなくなる。この状態でも着信は可能。
  • iモードは、接続の段階で失敗する。
  • ISPはmoperaとし、www.google.comの表示で確認。
EMOBILE 東芝 H11T
  • H11T側でBluetoothがONかつ、NVBTH2に対する信頼設定がONになっていればNVBTH2側から自動接続が可能。
  • ペアリング直後はH11T側にDUNプロファイルが登録されないが、HD9000側でISPへの接続操作をすると自動的に登録される。
  • H11T側がインバンドリンギングに対応していないため、着信時にNVBTH2のブザー音がHD9000より鳴動する。
  • 1度通話するとHD9000側からH11Tが圏外状態に見え、HD9000を再起動するまでHD9000側で発信できなくなる。この状態でも着信は可能。
  • iモードはNTT DoCoMo固有のサービスのため検証対象外。
  • ISPはEMnetとし、www.google.comの表示で確認。


A2DPとAVRCP
NVBTH2に、オプションのリモコンNVOP-RMを接続すると、AVRCPによる制御ができる。
NVBTH2とNVOP-RMを接続し、音声伝送・制御が可能であるか検証する。
携帯電話はNVBTH2が正式対応しているNTT DoCoMo P903iTVと、正式には対応しないEMOBILE H11Tを用いる。

キャリア メーカ 型番 プレーヤ ワンセグ 備考
音声 制御 音声 制御
NTT DoCoMo Panasonic P903iTV
  • プレーヤ・ワンセグとも、P903iTV側からNVBTH2の「オーディオ」に接続が必要。
  • ワンセグ時は、巻戻/早送ボタンでチャネル操作が可能。(再生/停止は割り当て無し。)
EMOBILE 東芝 H11T ×
  • プレーヤ・ワンセグとも、H11T側で出力先がNVBTH2なっていれば機能起動時にH11T側から自動接続される。
  • ワンセグ時は、巻戻/早送・再生/停止ボタンは利用できない。


Copyright © 2001- daze.jp. All rights reserved.